新聞配達人の時々日記: モモ*にオオカミを祖先とするイヌの習性を見る (*3月に15歳で死んだ我が家のイヌ)  

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2013年12月5日木曜日

モモ*にオオカミを祖先とするイヌの習性を見る (*3月に15歳で死んだ我が家のイヌ)

数年前、余りない事だが、モモを連れて嫁さんとある場所を目指していた時のこと。

私は何時もの、自転車での散歩道、野球場とテニス場の傍を通る道へと左折したが、嫁さんは、遠回りとなる散歩道に、ついて来ず、目的地へと直進を続けた。

嫁さんが我々から離れて、直進しているのに気付いたモモは、立ち止まって私の顔を先ず見上げ、ついで嫁さんが歩いて行っている方を見た。

「カアちゃんの後を追い掛けようよ。」という明確な意思表示である。

モモを含めての我が家庭内で、彼女にとって、私の順位が1番であるのは、普段の行動から、絶対間違いない。

トップの飼い主と一緒でありながら、順位2番(or 3番?)である嫁さんを追い掛けようというモモの真意は、直ぐには理解できなかった。次いで分かったのは、順番と関係なく、家族は一団となって行動すべきという、群れで行動するオオカミを祖先とするイヌの習性である。

時たま出かける近くのキリンビアファームで、私の定番オーダーは、豚のスペアリブである。当然の事、骨は包んでもらい、モモへの最高のお土産となる。

帰宅後小屋に直行し、臭いを嗅ぎつけたモモはお座りして待機し、その前で嫁さんが骨の包みを開く時、2,3本が一緒に転がり落ちた。深く考えずに、嫁さんは手を伸ばして、余分の骨を回収しようとした。途端に、モモは凄まじい唸り声をあげ、彼女の手に飛びつこうとし、直ちに、私により制止された。

私に対してそのような行動をとる事は、一度もなかっので、私も一瞬動転した。モモにとっては、地面に落ちたスペアリブの骨は、もう完全に彼女のものなので、ボス以外の者には手出しを許さなかったもの。

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