新聞配達人の時々日記: 長らく忘れていて、口に出したり、頭に浮かぶことがなかった言葉、「闘志」  

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2013年12月26日木曜日

長らく忘れていて、口に出したり、頭に浮かぶことがなかった言葉、「闘志」

これまた半世紀近く前、私は、大学1年生で運動部で活動していた。そこは、東と西に外語があるうちの西の方の大学であった。二つの学校では、毎年スポーツ対抗戦を、交互に、夫々の本拠地で行っていた。

その年は、大阪方が、東京遠征をする年であり、私もレギュラーとして、彼の地で試合出場の予定であった。

東京遠征の前の或る晩、その運動部だけの壮行会があり、選手、監督、そしてビックリするくらい大勢の先輩達が、集まり、必勝を誓い合った。

その場で、何度も斉唱されたのが、村田英雄の「王将」である。

「明日は東京へ出ていくからは、何が何でも勝たねばならぬ。空に灯が付く通天閣におれの闘志がまた燃える。」

「闘志」という言葉を聞くたびに、歌われた「王将」と、そのときの光景が、今でも蘇ってくるのである。

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