新聞配達人の時々日記: 12月 2014  

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2014年12月30日火曜日

「藪入りや犬も見送るかすむまで (小林一茶)」

昨日も、長い間見聞きしなかった、珍しいコトバを、地方紙のコラムで眼にした。上の俳句の「藪入り」である。

突然、興味を覚えて、そばにいた40歳代の男性に聞いた所、そのコトバは「知らない」という。

彼は知識豊富な方なので、俄かに不安を覚えて、そのコラムを再度読み直すと、なんと、「藪入り」とは江戸時代の風習であるとあったので、仰天した。

私が、会社に勤め始めた昭和40年代では、このコトバは、年末年始の休み及び盆の休みを指す言葉として、「定番」であった記憶がある。

ググって見ると、完全に私の感違いであった。

「藪入り」とは、江戸時代、商家に働いていた奉公人に、年2回、1月16日と7月16日に、休みを与えていた習慣の事であり、サラリーマンが通常とれる年末年始とお盆の休みとは、根本的に異なる。

当時のマスコミは、「藪入り」とは本質的に異なる後者の休みを、勝手になぞらえて、その様に呼び習わし、私が、それを、そのまま鵜呑みにして記憶したものである。赤面の至りである。

2014年12月28日日曜日

年末の大掃除で、モモの思い出に浸る

ここ数年来、と言うよりは、10年以上初めて、年末の大掃除を挙行中である。

去年3月15日に死んだ、彼女に付けていた複数の首輪は、既に処分済みであったが、今回整理の対象になったのは、物置に残っていた散歩時の複数のクサリ。更には、夏の暑い日、私のテニスを見学させていた時の、飲み水用のプラ容器。又、庭につないでいた時の4メートルのワイヤなどである。

最後のものの説明:5、6メートル離れた2本の立木の間に、針金を渡し、それにモモの4メートルのワイヤをつないだ輪っかを通し、庭の広い面積を歩き、走り回れるようにしていた。実際は、彼女はこのワイヤに繋がれたままで、走り回る事は全くなかった。

モモは15年我々と生きたので、現在残っているひとつひとつの備品を見ると、彼女との思い出が蘇ってくる。

ヒマワリの種を分けて貰ったお宅の玄関、郵便受けの下の地面に、4年経ってもイヌのクサリがさびたまま置いてある。その家では表札を挙げていないので、私個人のIDカードでは、「元イヌ」となっている。私同様、その家では、一緒に生活していた愛犬にまつわる思い出のために処分に踏み切れないのだろう。

これで、モモについて残るのは、ブログ、パソコンの画像及び我々の記憶の中だけとなった。

残念ながら、音声及び動画はない。

2014年12月26日金曜日

筋トレ再開の副作用

12月14日、筋トレを再開して、18日まで5日間行うと、早速19日片頭痛の発作が起きる。

yassu69.blogspot.jp/2014/12/blog-post_18.html

5日間中断して、24日再開すると、なんと! その日に発作が起きる。

発作を恐れて中断していると、筋力はだんだん衰えるので、発作が起きていない日及び頭痛のない日は、グレードダウンしたメニューを行うことにする。

ここ数年は、寝込むような激烈な発作は起きないので、それを頼みとして、再度挑戦することにする。

実は、筋トレ中断したことは過去数度あり、今回はそれらのやり直し的な状況である。

2014年12月24日水曜日

タンチョは、まことに不器用である。

ウチに来たときには、エサを吸い込むのも同時に2個が限度であったが、大きくなって、肺活量(吸い込み能力)が増えたのか、現在は、うまく行けば、4,5個を一気に吸い込めるようになった。

しかし、何時もうまくいくとはかぎらず、水を吸い込むタイミングと狙いが外れると、1個だけをゲットし、残りは水面上に散らばってしまう。

こうなると、1個、1個ひとつづつ追い掛けれることになるか、こちらが指で散らばった複数個をまとめて、取り込ませることになる。

狙いのハズレは、前にも述べたが、多くが高低差であり、エサの下を通り過ぎ、スカタンを食らって、アワを出して、「アレ?」となる。

ここいらの方言で、今人気の「不器用」のことを、「ととしか」というが、タンチョのエサやり時には、私は、この言葉を連発することになる。

タンチョは、サカナなので、「トト(サカナ)しか」のはしょうがないと諦めている。

今迄飼った哺乳動物(イヌ、ネコ)に比べると、サカナの学習能力はかなり低そうである。

2014年12月22日月曜日

本日は「冬至」で、この日は心浮き立つ思いがする!

子どもの頃の、「冬至」に対してのイメージは、暗く、寒いというもので、嫌な日であると思っていた記憶がある。

大人になってからは、「冬至」に対しては、特別な思いはなくなっていた。

4年前4月、新聞配達を始めて、日の出がだんだん早くなっていき、夏至を境にして、逆に、段々遅くなるのを目の当たりにした。知識でこれを知っているのと、体験するのでは、大きな違いがある。

従って、今年の冬至は、これで4回目である。

タイトルの、「心浮き立つ」とは、これから夜明けが、日1日と速くなることについての、個人的な歓迎の意である。

以下は、ウェブ情報(ウィキペディア)の受け売りである。

太陽の復活の日を「冬至」、月の復活の日を「新月」というが、今年の冬至は、「朔旦冬至(さくたんとうじ)」といい、両者が一致する特別な「冬至」で、19年に一度しか起きないとのことである。

しかも、今年2014年の次の、「朔旦冬至」は、19年後でなく、38年後であるという!

2014年12月20日土曜日

新聞配達での、「リコンファーム」

日本語では、「再確認」である。既に何度も投稿した通り、新聞配達に於いては、これは大変重要な作業である。

これを英語の「リコンファーム」と、再び、言い換えてみると、途端に、3,40年前、頻繁に、外国の市場及び市場候補を飛び回って居た頃にタイムワープすることになった。

海外旅行中のリコンファームは、殆どの場合、大変重要なフライト予約の再確認である。

私の、当時一回の海外出張は、10か国、2か月半を超えることがあり、途中宣伝活動を行った国もあるので、それらの国では、2週間程度の滞在となった。

一方、全旅程予約OKを得ていても、途中降機(ストップオウバー)が、3日を超える所では、当該航空会社カウンターで、滞在中にそこを出るフライトについて、リコンファーム(予約再確認)を行わなければならない。これをやっておかないと、当該フライトが満席になった時、航空会社は、リコンファームしていない客の予約を取り消して、あたらしい乗客を乗せてしまい、私の席が無くなる危険がある。

ウィキペディアによると、最近は、リコンファームを不要とするキャリアーもあるとのことであるが、当時は、予定通りの旅程を続けられない事態も起こり得るので、絶対忘れてはならない手続きであった。

新聞配達での、リコンファーム(再確認)は、上に述べたほど危機的ではないが、この業務では最大の重要性を持つものひとつである。

2014年12月18日木曜日

筋トレ再開

肉離れ騒動で、中断していた筋トレを、下記の通り、グレードダウンして再開する。

奇数日:
  以前の腕立て伏せの「前半部分」を、まず150回から始める。
  普通の腕立て伏せの態勢で、腰を床に対して弓形に反らした状態から、背筋力を使って、床についている両足を、一瞬浮かせ、次いで床に着地する。この動作を150回行う。

偶数日:
  腰割り(スクワット様の、腰を上下する動作) 200回

前屈みになりがちな背骨を、垂直に維持するための背筋力の強化と、階段昇り時の脚力の強化である。

2014年12月16日火曜日

ここ2日間の、マスメディア挙っての「自公圧勝!」「自民大勝!」に大きな違和感を感ず

第47回衆院選の翌日、昨日15日の数種の新聞の見出しが、既にタイトルと同じものであった。本日のNHKの論調も同様で、ウェブでも同じ文字が躍っている。

選挙の結果と、公示前の数字と比較すると、「圧勝」、「大勝」がおかしいのは、私にとっては一目瞭然である。

自民の今回獲得議席数は、291で、公示前は 293、
公明は、今回35で、公示前は、31 である。

両党合わせた増加率は、公示前の0.6%にも満たず、自民党に至っては、2議席減である。それなのに、なぜ上のような過大な評価になるのか?

現在も含めて長らく、政治の世界の出来事に関心がなく、従って、国、地方選挙の動向に注意を払ってこなかった。

そのとがかも知れぬが、今回の衆院選挙の結果ついての、各メディアの評価/判断について、全く理解できず、途方に暮れている。

それとも、政治、選挙の世界では、単に、事前/事後の数字の比較だけでなく、別の要素を加えなければならぬのか。

2014年12月14日日曜日

「NHKが日本をダメにした」という刺激的なタイトル本を見つける

TSUTAYAの新刊本/話題本の棚で、一番目立つ、眼の高さに表紙を出して展示してある本で、その奥付きを見ると、「12/20、2014 第一版出版」とあるが、著者には馴染みがない。内容については、以前から考えていたものもいくつかあるが、大部分については、未確認情報である。

帰宅してから、検索すると、書名及び著者名でも、多数ヒットした。テレビを見ないので、これらに接することがなかったものである。

ウェブ情報は、何時ものことだが、毀誉褒貶が入り混じっており、にわかに判断は付きかねる。

但し、唯ひとつの有料放送とはいえ、タイトルほどの影響力はないと考えられる。

2014年12月12日金曜日

スクータは、バイクよりも転倒しやすい!

新聞配達でスクータを使い始めて、まだ5ヶ月にならぬが、既に、カーブ走行中、3回転倒する。後輪が急に右にスリップするので、左脚を車体から抜く暇がなく、車体の下敷きとなり、足への衝撃が大きい。

バイクは3年半使用し、停車時、スタンドをきちんと立てない時バイクを倒すことがあるが、カラダも一緒に倒れることはなかった。走行中の転倒は皆無である。カーブで、車輪がスリップし、体勢が傾くことはあっても、転倒にまでは至らず。

両者の違いを考えてみると、スクータの車輪は、バイクのそれより小さいので、同じ速度であっても、前者の回転は後者のそれより早く、地面との摩擦係数が小さいので、スリップしやすいと考えられる。

同じ様に、バイクに長く乗っていて、スクータに換えた人が、気を付けないと危ないといっていたのを自分で体験することになった。

馬力が強いので、坂道でも苦にならぬし、ギアチェンジの手間が要らないのも大きなメリットであり、パンクしにくいという利点もあるが、カーブでの転倒が起きやすいという、特長には留意すべきである。

2014年12月10日水曜日

ブログネタインプットの必要性!

既に何回か紹介した如く、9月から、新たにもう一つのブログを作り、現在はどちらも2日おきに投稿する様にしているので、毎日ブログネタを探さないといけない羽目になっている。

従来より倍のペースで投稿することになるので、今迄の蓄積からでは、タネが枯渇する。従って、新ブログネタのインプットが不可欠になる。主に、これを行う場所は、ウェブでも、図書館でもなく、近くの本屋である。

今迄は、新刊本の棚、新書版の棚、ベストセラーの棚などで、スキャンをして、興味のある本をピックアップしていたが、最近もっと確実な方法を発見した。

出版業界で、「サンヤツ広告」と呼ばれている、本の広告欄がある。一面下部(三段)を縦に八分割し、主に、書籍等の広告が出ている個所があるが、ここの広告料は、非常に高いので、ここに広告されている本は、出版社、著者などが、売れるという自信をもっているものが多い。

「ここを見ているだけで世相が分かる。」と豪語するブログを見かけたことがある。

ここに載っている本で、興味を引いたものを記憶するか、メモしておき本屋で探して立読みするという方法である。既に最初のスクリーニングは終わっているので、本屋で「ハズレ!」となる可能性は少なくなる。

2014年12月8日月曜日

終わりよければ、全て良し!

最初の配達地区でのターゲット数は、全てを含めて、47戸である。

それを、平均15戸ずつのグループ(A B & C)に分け、それぞれにチェックポイントを置いている。

昨7日、グループCの中間のチェックポイントで、1部余りを認める。確信はないが、グループBの途中で数が余った気がしたので、グループAでの「飛ばし」と結論付け、直接Aへ戻る積りであった。

ところが、神のお告げか、いきなりAへ戻るのでなく、Bを経由して、Aへ戻るというルートを取る様に変更した。

正解であった。Bの途中で、投入記憶が曖昧なターゲットを見つけ、郵便箱に手を突っ込んで探ると、カラであることが判明。ここで一件落着となった。

もし、直接Aへ戻っても、当然の事、「飛ばし」を発見できず、そこで諦めた可能性が強いので、まことに危ない所であった。

かくて、タイトルの如き結末となった訳である。

2014年12月6日土曜日

手持ちのガラケーがトチ狂う!

唯一持っているケイタイであり、これはもっぱら緊急連絡用で、日常会話に使うことは稀である。

そのカメラだけは、3.2メガの非力なものを、辛抱して使っている。最近、ブログに写真のアップが出来るようになり、これで、カメラの使用は大きく増えた。

昨日、即ち5日、久し振りに外置きペット第2号の子供の一匹の撮影に成功した。エサ箱に良く、残しているイリコの代わりに、カツオブシフレークを購入して、鼻先で振るとハハオヤともども、一匹が飛び出して来てかぶりつき始め、撮影に成功!

以前の彼らの住まいは、天井無しの段ボールであった。冬となったので、庇護者が、横置きにしたビールの箱に変えたので、天井があり、上からは写真を撮ることが出来ぬ。どうにかして、箱から飛び出させなければ、撮影は出来ぬ。

ようやくブログへ、大きくなった子ネコのショットをアップできると、帰宅して撮った写真を探すと何と! これらが、何時ものSDカードでなく、勝手にケイタイ本体に入っている。

カスタマーサポートへ電話すると、写真の保存先を、本体からSDカードに変える操作は教えて貰ったが、本体に入っている写真をPCに移す手順は、別の担当となり、日を改めての、サポートとなる。

従って、本日の記事はこれまでで、大きくなった子ネコの写真が回収できれば、後日アップすることにする。

2014年12月4日木曜日

「日本語を、崩壊させている 協会が、NHK である!」というのが私の持論

テレビを見るのが、昼飯及び夕飯の時だけなってどれくらいになるのだろうか。

以前は、週に1、2回位放映される映画のうち、年に数本あるなしの、興味をそそられるものだけを見ていた。3年半前新聞配達を始めて、夜9時までに寝るようになったので、これを見ることもなくなった。従って、今は、めし時に、点けてあるテレビを見るだけになってしまった。

現在でもそうであるが、TVの 各種番組、ニュース・報道番組、ドラマなどで、使われている日本語の乱れについて、口汚く罵っている私であるので、めしの時以外それらを見なくなっても、嫁さんは不思議がることはない。むしろ、私の罵詈雑言を耳にしなくなって、歓迎していると思われる。

日本語の乱れについては、既に何度か、投稿もしている。

  http://yassu69.blogspot.jp/2014/05/blog-post_8.html

 http://yassu69.blogspot.jp/2013/10/blog-post_8.html

 http://yassu69.blogspot.jp/2013/09/vs_28.html


上に上げた以外にも、聞くたびに「又か!」とウンザリする定番表現/言い方がある。

 「~ならではの……」、「~に駆けつける」、「~を誇る」等々。

報道番組などで、「現地中継」と称してアナウンサー/レポーターが現地に飛んで、現地からの映像を放映する事がある。多くの場合、レポーターは現地の建物、景色を背景にして、自分の言葉で話すのでなく、カメラの傍にあると思われる原稿を読むだけである。読んでいる事は、独特の抑揚から直ぐ判別できる。その抑揚とは、小・中学生が、教科書を読む時のそれと全く同じである。

民放テレビは殆ど見ないので、上に述べた事はNHKで私が感じている事である。前者は後者よりさらにレベルが落ちると想像される。

タイトルの言葉となった所以である。

2014年12月2日火曜日

肉離れ 全快宣言!

昨日の配達時、何回か左足での2段上がりをやり、痛みがないことを確認していたが、本日は、左足での全階段2段上りを実施、痛みなしに完遂できた。

従って、肉離れの「完治宣言!」を行う。

発症が11月10日なので、全快までほぼ3週間を要したことになる。

当初の情報では、中程度の肉離れは、2-4週間要すとあったので、その期間の中間点で、完治したことになる。

本日の、左脚での2段上がりの時、下の段に残っている右足のかかとを上げ、左脚によるカラダの引き上げを助けるように意識すると、よりスムーズに上れることに気付いた。

勿論、誰でも、階段を昇る時は、無意識で、下に残っている脚で、昇ろうとしている一方の足の動きを助ける、即ち、カラダを押し上げようとしているはずである。

それを、意識して行うと、筋力が衰えている左脚の2段上がりが楽になる気がした。

これはカラダの働きについての、あたらしい発見である。