新聞配達人の時々日記: 5月 2014  

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2014年5月30日金曜日

息子から譲り受けた中古iPad、価値あるものにできるか?

既報の如く、米西海岸に住む息子夫婦が今月半ばから休暇で滞在している。

最初の晩、息子から、その嫁さんが買い換えたiPadの古いモデルの譲渡を告げられる。その時は、導入したばかりのLinuxMintも2か月足らずで、使いこなすに程遠い状態であり、さほど興味は感じず。

所が、彼が使い方を、目の前でデモするに及んで、にわかに興味が湧いてきた。更に、先週の、九州一周ドライブの2日目(5月20日)の晩、 宮崎高千穂神社での「夜神楽」の席で、隣に座った同年輩の男性が、iPhoneと思われるスマホを左手に保持し、右手をその画面上でひらひらさせるおなじみの動きを、ショーの間中やっていた。

その場で、「このジイさんが出来るのなら…」、という闘争心が、猛然と湧き上がって来て、iPadへの挑戦を決めた。

アップルのサイトで、発売後2年少々になるそのモデルのスペックをチェックし、本屋で「iPad最強活用術」というムックを購入し、私なりに懸命の研究をやっている最中である。

結果、そのモデルは、私の環境、ニーズなどの点から、当初期待したほど使えるモノでないと、徐々に判明してきた。

特に、最近ブログに挿入できるようになったスライドショーを含む写真を、このタブロイドで、デモ出来ないのは、大きなマイナスである。

一方、現有の携帯のカメラよりも、ずっと高性能なカメラ・ビデオは、クラウドを導入することで、ブログへの写真搭載が容易になるという将来の展望が開けてくる。

「Flash」は使えないが、自宅からiPadを持ち出して、インターネットに接続できるパソコンがない環境であっても、スマホまたはタブロイドを使用している所(即ち、無線LAN接続がある)では、ブログをデモすることは出来る。

それらの利便性を評価して、10日に及ぶ息子夫婦の滞在費を棒引きとすることにする。

2014年5月28日水曜日

2連休、3連休は 月一の休刊日とは、劇的に異なる!

息子夫婦の6年ぶりの訪日を機に、3年間で初めて2,3連休を取らせて貰った。それらの休み明けの翌朝の配達は、通常の休刊日翌朝と大きく変わって感じられた。

5月26日、27日の両日休ませて貰い、28日の今朝のことである。

大袈裟でなく、体の動きがギクシャクしており、覚えているはずのことに自信が持てなく、それらのチェックに時間が掛かってしまった。

更に、配達終わりに近くなっての、空の明るくなりようも、早くなっているのに疑いはない。

5月末のこの時期は、特にその変わりかたが早い時期であるように思える。丁度、「秋の日は釣瓶落とし」の逆の現象のように思えるが、確信は持てない。

2014年5月26日月曜日

自転車タイヤのパンク修理スプレー、2度目のお勤めも成功!

九州一周のドライブから帰った5月22日の翌朝、配達に出かける前、自転車の前輪がパンクしている。そのまま歩いて5分の宅配店へ行き、配達を終え、夜が明けてからパンク修理するつもりであったが、首題のスプレーの事を思い出した。

説明書きには、タイヤ一本用と明記してあるが、缶を振って見ると十分残容量がありそうなので、ダメもとでトライすることにする。

前回同様、空気注入口から泡が漏れ出てくるまでノズルを押し付けておき、その後、圧縮タイプの空気入れで、パンパンになるまで、空気を注入する。

チューブの穴をふさぐ液状のゴムを、均等にチューブ内に行き渡らせるために近所のショッピングモールへ出かける。

一昨日と昨日、使用して空気漏れがないので、2回目も成功といえるだろう。

素晴らしい、この瞬間パンク修理剤を始めて使った時の投稿もご覧ください。

2014年5月24日土曜日

シロ2(*)は、前世で私を知っていたのか?

5月20日~22日、九州一周の間、配達は代わりの人にやって貰っていたが、その間の外置きペット2匹の動向は勿論不明である。

昨日の朝は、バイクがポストの前に着く前に、シロが車庫から飛び出して来て、「ノビー」を始めた。遅れてキジも現れたが、それに与えるカツオ節を持っていない。(キジにさわることは出来ぬので、オスメス不明)

今朝は、エサ入りのビニ袋を持っているので、先ず充分シロを愛撫してから、じっとこちらを注視しているキジへカツオ節を投げてやる。

休暇を取って訪日している息子夫婦のうち、息子は、来日前から、1度は配達に同行すると言っているので、それが実現すれば、1年以上疑問に思っていた事の、1部分だけでも、明らかになる可能性がある。

前の投稿で少し述べたことがあるが、私は、秘かに、シロは前世で私を知るモノである可能性もあると考えている。それは、「輪廻転生」という考え方である。

2ヶ月近く前(3月27日、14)、生れたばかりの「ユウジ」が私を頼って来た事を書いたが、これは赤子の話で、成人の猫が、見も知らぬヒトに撫でて貰いに来るかについては、依然疑問に感じている。

そこで、2人で(私はバイク、息子は自転車)、ターゲットの庭に現れた時、シロがふたりを区別しないなら、私の上の仮説は、否定されることになる。

差別するなら、即ち、私だけからの「ナデナデ」を望むなら、シロは前世で私を知っていた可能性が残ることになる。現世では、私はシロに会ったことがないからである。

(*)私が中学生の時、家で飼っていたネコも、「シロ」と呼んでいたので、混乱を避けるため、今後、外置きペットの一匹を、シロ2と呼ぶことにする。

2014年5月23日金曜日

九州一周旅行の総括

5月19日の投稿通り、その日出発し、22日帰宅した。

2日目の20日は、朝から小雨で、九州山地を北上する計画を変え、霧島神宮参拝の後、県道30号を経て、九州道のえびのJCから九州道へ戻り、北上した。

熊本市の御船ICで高速を下り、国道218号を一路東進を続け、当初の目的地 「高千穂町」に到り、飛び込みでホテル「四季見」投宿。

3日目は、天候が回復したので、高千穂峡から国道325号を北上し、広域農道8号を経て、豊後竹田へ到着する難コースを選択。竹田到着後の昼食後、岡城址に登城し、予定通り、主に442号を経て、大分自動車道の大分ICから高速へ上った。別府ICで下り、少し後戻りして、別府杉乃井ホテルチェックイン。

最後4日目は、ほぼ予定通りで、16時頃、鳥栖JCT到着。

全行程: 1,441㎞ 1日当たり平均走行は360㎞であった。

久し振りの長距離ドライブで、息子夫婦から厳しい注意の声を受けたが、何とか全行程をクリアした。

この投稿の直ぐ前に(5月19日付け)、 当初のプランがありますので、 ご参照ください。

2014年5月19日月曜日

5月19日から、3泊4日で、中・南九州を一周する。

カリフォルニア州に住んでいる息子夫婦が6年ぶりに訪日するの
で、滞在2週間の前半部を九州一周に充てることにして、そのルート作成を行った。

初日は、九州自動車道を、長躯、鹿児島終点まで走り、更に地方道を経て指宿温泉まで南下し、そこで一泊する。

2日目は、指宿スカイライン、九州自動車道をへて、溝辺鹿児島空港ICを降り、鹿児島県霧島市(霧島神宮、高千穂河原、霧島山)、 宮崎県高原町(高千穂峰、天の逆鉾、霧島東神社))等の神話に登場する場所を巡る。次いで、国道223号(霧島バードライン)から221号とつなぎ、最後に国道265号をひたすら北上する。途中、椎葉村を経て、宮崎県北端に近い五ヶ瀬町、やまめの里の「ログハウス」に泊まる。指宿から、九州背梁山地を縦断するロングドライブである。

3日目は、265号をさらに北上し、馬見原で、東進の218号へ乗りかえ、天孫降臨の
最有力、「高千穂峡」に至る。見所としては、国見ケ丘、天岩戸神社、高千穂峡、
青雲橋などがある。

ルート1:ここから国道218号、国道10号で、東九州自動車道佐伯ICへ着き、高速道に
      乗り、大分自動車道を経て、別府IC着。
      少し後戻りして、観海寺温泉の杉乃井ホテル投宿。

ルート2:(より難コース)高千穂峡から更に北上を続け、次に西へ向き、広域農道8に
      入り、豊後竹田を目指す。竹田から、主に国道442号(旧称日田往還、
      豊後街道)を走り、大分自動車道 大分光吉ICから高速道に乗る。

4日目は、別府の地獄めぐりの後、大分自動車道を一路鳥栖ジャンクションを目指す。

2014年5月18日日曜日

今朝も、夢見 悪し !

2台の目覚ましが鳴った時、又、嫌な夢を見ていた。

即座に、その夢の記憶をシャットアウトして、別の緊急事態を自分で提起して、そちらに傾注する事に成功! 新聞配達時、集中を切らさぬようにするためである。この作業の想定訓練は時々やっているので奏功した。

お蔭で、今朝の配達終了後のノートに、「思索は豊作!」と記入する事が出来た。「不配」「飛ばし」を起こさずに、複数の考えを展開することができた。

「夢中」のコントロールに続いて、「悪い夢見後のケア」を開始したばかりである。勿論、前者のコントロールも始めたばかりで、結論を出すには至っていない。今後の研鑚に待つものである。

苦手な「ヒト」が夢に出て来ないようにする法

2014年5月16日金曜日

満月をひと晩過ぎた月が、こうこうと夜道を照らす。

昨夜は雨で月は見えず、反対に、今日はまんまるの月が、暗い夜道と辺りを照らす。昨夜との対比が大きかったので、満月ではないかと思えたが、そうではなかった。

帰宅してウェブで確認したところ、昨日が満月で、今日は、いわゆる「十六夜の月」であるが、昨夜と逆転して、非常に明るいので、上のように感じられたもの。

その月を眺めていて、ブログのネタになりそうなことを思い付こうとしたが、出て来たのは、「月見れば千々にものこそ悲しけれ~」という季節外れの歌であった。

おかしなもので、ひとつのものが浮かび上がって来ると、それを押しのけて別のものを考えようとしても、私の場合、上手く行かないことが多い。

2014年5月14日水曜日

金木犀の香り

数日前から、新聞配達の途上、数か所で花の香りに気付いていたが、何の花かは特定できなかった。

今朝は、迷うことなく特定出来た。金木犀である。少なくとも、4,5か所でその香りを認めた。

辺りはまだ真っ暗であるので、その匂いがすると、佳人が光の届かぬところで佇んでいるかのようなときめきを感じることもある。

金木犀の香りに接すると、一瞬のうちに、数十年の時空を超えて、タイムトリップした。

当時は、勤務地は東京、40歳前後で、片頭痛の発作が一番激しい頃で、強いのが起きれば、数日床に就かねばならぬほどの痛み、嘔吐、脱力感に襲われた。

勿論、特効薬トリプタンは、まだ欧米においても登場していず、発作が起きれば筋弛緩薬としても使用されるエルゴタミン、その他を服用するしか対策がなかった。私はそれらに頼らず、ひたすら耐えるだけであった。

何処かで、或いは、誰かから、「カイロプラクティック」が有効と聞いて、ひとつの治療所へ通い始めた。

そこへの途中に、金木犀が街路樹として植えられており、その開花期の往きかえりに、その香りを嗅いでいたので、「金木犀」、「カイロプラクティック」、「片頭痛」という三題噺が出来たわけである。

2014年5月13日火曜日

筋トレと同じ意味で、脳トレーニングも、当然有り得る!

ずっと前から、本屋の店頭には、主に「ボケ防止」を謳った記憶力増強のための、脳トレーニングの本が並んでいる。

新聞配達は、思索を行うに最適の環境であると同時に、脳の記憶機能を活性化するにも、理想的な仕事である。

100前後のターゲット(配達先)のルートを覚えることは普通の脳にとって中々の負担である。

私の場合、最初は、ルート順に記載したターゲットのメモが頼りであった。それでも、始めて数か月は、不配、誤入れ、飛ばしなどは、しょっちゅうであった。

3年を過ぎてからは、余裕が出て来て、普段は、メモ(私はカンニングペーパーと呼んでいる)を参照せず配達を行っている。

余りが出た時には、記憶を辿る事で、何処でミスをしたか、大体の見当がつくようになった。

脳がフレッシュである時間帯での、2時間余りの新聞配達は、毎朝脳トレをやっているのと同じ効果をもたらしていると信じている。

所で、驚くべきことに、私が働く販売店には、450~460軒の顧客を持つ80歳近い男性がいる。もう数十年このペースで配達を続けているというから、私にとっては、その人は真にスーパーマンである。

然し、私には、彼のレベルに挑戦する気は全くない!

2014年5月10日土曜日

ファイルを開いていないのに、「使用中」という表示が出て、それを削除できない時が多々ある。


今日もエクセルで旅行のスケジュールを作っていて、そのファイルの名前の変更が出来なくなった。管理者が使用中であるとの警告が出て実行できず。勿論その事実はない。
早速、ググったら、真に明解な回答が出ていた。
1.実行中のプログラムが、 削除しようとしているファイルを、ロックしている。タスクマネジャーを起動し、当該プログラムを選択し、「タスクの終了」をする。
2.次の策は、explorer.exe を再起動するというものである。同じく、タスクマネジャーを起動し、「プロセス」のタブを開く。一覧の中から、「explorer.exe」を選択して、「プロセスの終了」へ進む。警告の画面が出るが、「はい」をクリックして実行する。  その後、もう一度立ち上げないといけない。それには、タスクマネジャーの「ファイル」から、「新しいタスクの実行」を選択し、  名前に 「explorer.exe」と入力して元に戻す。
3.パソコンを再起動する。
4.最後の策が、「Unlocker」というフリーソフトを入れるというもので、下をクリックすれば、「Vector」 のダウンロードサイトが立ち上がります。

   ▼「Unlocker」のインストールはコチラ

私は、上のものから順に実施してきた。 1.と 2.は効果がなかったが、一番簡単と思われた 3.で 削除できた。
パソコンの再起動というのは、前にも、別のトラブルで何回か奏功した。
最後の、「Unlocker」を実行するまでには至らなかった、この情報は、私のブログに残るので、更に難しい事態に備えることにする。

2014年5月8日木曜日

奇妙な表現!:「いつ東海地震/富士山爆発が起きても  おかしくない。」

何度見聞きしても、それに慣れる事が出来ず、違和感を覚える表現がある。

このブログでも何度か取り上げたが、タイトルの表現が、今の所、奇妙奇天烈と私が感じる表現リストの最後である。

新聞ではこの表現をあまり見かけぬように思えるが、テレビでは毎度のことで、ウェブでググると、これまた無数に現れる!

テレビを見るのは、昼飯時の半時間、夕飯時の1時間のみだが、「また出て来た!」と、腹が立つくらいの頻度で現れる。

十人十色といって、ヒトが考えることには、いろいろあって当然だが、タイトルの表現の様に、多くの人が、「おかしい」と感じなくて、沢山の人がこの表現を使うのは、間違った風潮であると感じる。

上の様に考えるのは、絶対少数意見だろうか?

2014年5月6日火曜日

私を見つけると、飼い主を引っ張って寄ってくる近所のダックスフント

3軒ほど先の家のダックスが、散歩中、我が家の玄関の前で、キーを差し込んでいる私に、撫でて貰いに寄って来た。久し振りの出会い!
我が家のモモが存命中、散歩の途中で出会うと、モモの立つ位置から遠い方から私に近寄って来ていたイヌである。
もう1年以上、殆ど出会うことがなくなったが、忘れることなく、私を見かけると、尻尾を振って寄ってくる。
15年前まで、サンパウロに住んでいて、そこで見た週刊紙の特集の中での、イヌの、賢さのランキングを思い出した。
トップは確か、コーギーで、ダックスは4、5番目だったと記憶する。当時取引のあった広告デザイナーが、高層アパートでダックスを飼っており、時々訪れる私は大変気に入られてしまった。
我々が、彼のアパートのゲートで名前を告げると、管理人は部屋に電話をかけ、コレコレの者を上げても良いか確認をする。彼は私の名前を電話口で復唱するのが常で、それを聞いているイヌは、私が直ぐ上がってくると学習しており、家中を駆け回り、嬉しさのあまり、そこらで小便を漏らすほどであった。
ブラジル生れのそのイヌは、日本人の姓を「認識」していたわけで、我々は、その利口さに感嘆していたものだった。
その犬も、オスであった!

2014年5月4日日曜日

ウェブ情報で、Linuxに対応したといわれる無線lanアダプターの同系統製品、私のリナックスでは無線接続できず!

Linux搭載のマシンは、無線lan接続に問題があるというのが定説であるが、ウェブでググって、2か所のサイトで、ふたつの異なる製品が特別の設定をせずに接続できたという記事を見つけた。
近所の電気店で、都合よく、接続確認されているメーカー製で、上ふたつと同じ系統のアダプターを見つけ購入した。(最後のものが、私の分)
    Linuxモデル         メーカー            アダプタ型番
    LinuxMint            アイオーデータ機器        WN-G300UK  ここ(クリックして下さい)
    Xubuntu12.04            同上                WN-G300U  ここ(クリックして下さい)
    LinuxMint13 MATE        同上                WN-G300UK  
同時に、同じメーカーの無線ルーターWN-AC115DGRを購入して、私のマシンで、LANケーブルでインターネット接続(有線)に成功した。
無線LAN子機に当たる、私のアダプターには、無線接続設定のためのユーティリティ入りのCDが添付されており、これがリナックスに非対応であるので、インストールできず、従って無線接続設定も出来ない。
上に上げた2例では、特別な設定なしとあったので、私のケースと大いに異なる。これらのケースでは、ユーティリティをインストールせずに、接続できたのか、それともユーティリティをがなかったのか?
メーカーのサポートに聞くと、これら3つとも、リナックスに対応していないという回答である!
無線LAN接続の経験がなく、リナックスの全くの初心者が、考えるられる事は、ウェブの記事を信用して、アマゾンで1800円足らずで売っているのを確認済みのWN-G3OOUKを買う事くらいである。
嫁さん用に2階へ上げようと考えたリナックス機だが、この件が解決するまで、お預けとなる。
一方、今月後半の2週間、2階に滞在する息子夫婦のiPadsへの、要請されていた無線アクセスは、確保されたことになる。

2014年5月2日金曜日

片頭痛についての、アレコレ

私にとって、片頭痛は最早、恐ろしいものではなくなった。

その様に考える最大の理由が、発作による頭痛のダメジが、劇的に小さくなっている事である。

頭痛が起きたとしても、額に貼り薬を貼るとか、集中力を必要としない軽作業(菜園仕事や部屋の整理など)を行っていれば、数時間で楽になるのが殆どとなった。

ごくたまに、次の日まで軽い頭痛がダラダラ続くことがあるが、嘔吐するまで痛みが激しくなるのはここ10年以上なし。

2002年から、特効薬トリプタン(頓挫薬)を発作時に服用するようになった。

この薬は、日本では、欧米に数年遅れて、2001年9月から処方されるようになり、私はこの特効薬を知ってから、行きつけの内科医で処方箋を出して貰い、発作時に服用するようになった。

10年近く上の様な服用をしていたが、3年ほど前、ウェブで「頭痛大学」というサイトで、トリプタンの服用時期を間違っていた事に気付いた。

実は、この薬は作用機序からすれば、前兆(閃輝暗点発生時)の時に、服用するのでなく、1.5~2.0時間経って、頭痛が起きた時にはじめて飲むべきものであるという。

服用のタイミングを遅らせることで、月平均の服用回数が、従来の4~5分の1へと劇的に減少し、経済的効果は大きなものとなった。

薬の話といえば、2011年から約2年間、塩酸ロメリジンという片頭痛予防薬を服用した期間があった。その期間中の発作の頻度減少に、有意差のある効果が認められずと、中止を決定した。かかりつけの内科医も同意見であった。

随分前から、片頭痛は、60歳を過ぎると頻度及び激しさの点で減少すると、本屋での頭痛解説書の立ち読み及びウェブ上でも読んでいた。

それから12年、干支による一回り過ぎてから、その説を自分に当てはめて納得する事となった。