新聞配達人の時々日記: 8月 2013  

ラベル

2013年8月31日土曜日

二時間半の間に、驟雨に4回遭遇!

今朝の配達中、台風の余波と、夏の終わり通例の夕立、との組み合わせで、珍しい現象を体験した。

二時半の起床時は、北部九州に最接近した台風15号の影響で、覚悟した通りの激しい雨であった。上下カッパで完全武装して、新聞宅配店へ到着し、全ての新聞にビニール包装をして、三時過ぎの出発時、なんと雨が殆ど止んでいる!

「親孝行の覚えは余りないが……」と思ったが、それまでの雨空の剣幕からカッパを着たまま出発したが、30分そのままなので、遂にカッパの上着を脱ぐ。十分位してから、突如、土砂降りとなり、配達先の軒下で、慌てて上着を羽織る。十分足らずで、カラリとした晴れ間となる。又、上着を脱ぐ。

これの繰り返しで、配達に出てから、上着を慌てて羽織ったのは四回で、驟雨に4回降られたことになる。

店に戻ったのは、激しい雨の中、カッパの上着を着たままで、5時半店を出るときには、小雨だった。

ここ最近、夕立に遭わぬと思っていたが、今朝の出来事は、これまでの不足を埋め合せするかのようなものであった。

2013年8月30日金曜日

ひもじさと 寒さと恋を 比べれば 恥かしながら ひもじさが先

これまた、配達途上で、上の狂歌が突然頭の中に、浮かび上がってきた。其れまでとは何の係わりも無い言葉である。

恰も、夢の中での様に、無意識下で(乃至は、管理者、即ち、私が知らずに)、脳が何らかの作業をしていて、システムのエラーで、1つの情報即ち、タイトルの狂歌が意識下の世界へ浮かび上がってきた。と言う事のようである。

この狂歌についての私の意見を述べれば、「恋」はさて置いて、ひもじさよりも、寒さの方がずっと切実である考えるし、皆さんも御同意頂けるだろう。

飢えには、数週間辛抱出来ても、寒さの度合いによるが、寒さには、左程耐えられないだろう。

結局、この作者が言いたかったことは、三者の中で順位を付けることでなく、「色気より食い気」」と同じ様に、恋とひもじさを対比させたかった事にあるのでは、と考える。

2013年8月29日木曜日

dead-man throttle

オーディオCDを聞いて理解できる様に、2回目の通読に入った J.Deaver の
「 007 Carte Blanche 」の冒頭のページに、表題の英語が現れた。下線が引いてあるので、初回、意味は分からなかったが、読み飛ばして行ったものである。

今回は、辞書を引くことにしたが、170万語を誇る「英辞郎」(119版)に 掲載が無い。dead-man throttle の グーグル検索で、全部英文の記事が多数ヒットした。

その中で、deadman's switch が目に留まり、内容を見ると、車両の安全装置の一つで、運転手が操作不能になった時に、自動的に動作して(或いは停止して)事故を防止するとあった。そして、注釈として、swtich の代わりに、[control, button, triggar, pedal, handle, brake] でも良いとあった。

今度は、「デッドマン」を検索すると、「デッドマン装置(ブレーキ)」がヒットし、同じ説明があった。(ウィキペディア)

ここで、原文の throttle を検討すると、これは、自動車、バイクなど、液体燃料の流量をコントロールするバルブである。この場面での主役は、蒸気機関車なので、ここで、[throttle] を使ったのは、間違いの様に思える。

本日配達から帰ってから、上のまま、投稿するつもりであったが、配達中、
J. Deaver が、一ページ目で、こんな基本的な間違いをする筈がないと考え直し、帰宅してから、もう一度蒸気機関車とスロットルでググった。Bingo !

蒸気機関車では、エネルギーの元である蒸気の量をコントロールするのは、スロットル(絞り弁)と呼ぶと、明記したブログを見つけた。真に、危ない所だった。

一方、最近翻訳が出た、「007 白紙委任状」を、本屋で確かめてみると、「デッドマンハンドル」と言う訳で、正解であった。 

2013年8月28日水曜日

緊急事態への対応動作シミュレーションを常時行い、備えておく

緊急事態、非常事態において、パニックに陥らず、平常心を保ち、適切な対策をとるのは非常に大事な事である。

実際に、緊急事態を作り出すというのは、簡単には出来ないが、頭の中でその様な事態が起きたと仮定して、それに対処する方法/作業を、仮想空間で実行する事は、十分訓練になると考える。

例えば、狭い、見通しの悪い町道を走っている時、前方の路地から、車が突然飛び出して来たケースを想定して、[右足でブレーキを踏むと同時に、右手で、ハンドルブレーキを握る] という一連の動作シミュレーションを、頭の中で行う。其の時、ブレーキは勿論踏まぬが、右手の親指を除く4本の指は、ブレーキレバーの上に被せる。
これを、時々やる事で、実際の緊急事態に、右手でハンドルブレーキを握る様になると信じている。

我が家で、二階への階段に、懸垂をするため、耐荷重100kgの伸縮棒を取り付けており、時々筋トレを行う。棒にぶら下がっている時には、常に、伸縮棒が突然滑る事を想定して、衝撃を吸収しながら着地し、且つ、頭が後ろにぶれ、階段の角で打たぬ様、バランスを考えている。これについては、滑落が起きるのは一瞬の事であるので、あまり、実効性が無いであろうと考えているが。

2013年8月27日火曜日

夢の不思議

7,8年前、どういう切っ掛けか覚えていないが、「夢」に興味を覚えて、いくつかの本を読んだ。フロイト、ユング、などは勿論、チューリッヒのユング研究所に4年間留学したという、「秋山さと子」さんの著書、その他記録に残していない、数人の精神分析の専門家の著書などである。

更には、ウェブ上でも、15年近く、夢分析(有料の場合もある)をしている人(そのバックグランドは知らない)のHPを時折訪れて、夢分析のやり取り、及び、そのサイトにある、分析を依頼せず、単に個人が見た夢を投書しているコーナー(その数は数千に上ると推定される)を読んだりしている。

上に述べた本のどれかに述べられていたと思うが、ヒトは、「夢」に興味を持つと、それを、よく見るようになるし、又、見た夢を良く覚えている様になる、と書いてあったが、私の場合も、全く、その通りになって来たと思う。記憶が鮮明で、印象深い夢の場合は、「夢ノート」に書いている。

そのノートによると、私の夢に度々現れる環境(何時も違う)は、全て劣悪、汚く、古く、危険に満ちているのが不思議である。所属組織/会社の設備、機械は、数世代前の、田舎の町工場並みである。

激しい戦闘場面にも、度々登場する。ジェット戦闘機を自分で操縦して、敵地を脱出するなどもあり、その際、味方の仲間も、2、3機で随いて来るおまけもあった。

或る時は、重装備をした、警察/軍隊組織の一員で、犯罪者側と激しい射撃戦を展開していた。

最後の2場面は、全く荒唐無稽で、映画の場面のリプレイであり、勿論、実経験など皆無である。

先に述べた夢分析者のHP の中の、個人が自分が見た夢を投書している個所を読むと、如何にヒトが、奇想天外、荒唐無稽な夢を見るかがわかり、自分だけが馬鹿げた夢を見ているのでないと、少しは気休めになるものだ。

一方、相談者の見た夢を、解釈している分析者の説明は、こじ付けと思われる個所が多く、私は, なかなか信用する事が出来ない。

悪い夢見の後すぐ、目覚めたときは、何時までもそれが頭に残り、集中を欠く原因になるので、早く頭を切り替えなければならない。

2013年8月26日月曜日

今朝は豊作

本日の配達中の思索の成果は、久しぶりの豊作で、一気に投稿テーマのストックが7へ増えた。(その内、文面完成済みが2件)このタイトルの投稿を本日行うと、当然乍ら、ひとつ減って、ストックは6となる。

楽屋裏を曝け出すようだが、毎日投稿実行を勝手に決めているので、当日投稿のテーマも決まっていない状況は、まさに自転車操業である。

一方、滅多にないことだが、文面まで出来上がった原稿が2本、デスクトップにあり、テーマの手持ちが1つでもあれば、余裕綽々である。

従って、本日の状況は、それを大きく上回るものである。

思索好調の原因は、ネットショップの商品入れ替え作業で、画像表示及びリンク貼りに悪戦苦闘しており、丸三日間掛かったが、ようやく昨日完成し、精神が高揚していた事の余慶であろう。

2013年8月25日日曜日

配達先の庭先ですだく虫の音

今朝は雨にも拘らず、どの虫との特定は出来ぬが、諸処で虫の音を聞く。

「すだく」を 漢字で書けば、「集く」と書くのを思い出した。

より正確に言えば、虫の音を聞いて、「集く」という漢字が飛び出して来た。

今でも、トイレに漢字の本を置いていて、時々チェックしている。「漢検」が流行っていた時には、書店で過去の試験問題を走り読みなどして、受けて見ようかなど考えていた時もあった。

所が、或る時、一級 及び 準一級の問題には、専門家の目からすると、到底納得出来ない内容の問題が多く含まれているとの指摘を見てから、その気は霧消した。

TOEIC  については、未だ完全には諦めてはいない。時節到来を待つ心境である。

2013年8月24日土曜日

ブラジル最大の週刊誌 VEJA と 同じく最大のTV GLOBOのサイト発見 !

サンパウロで広告会社を経営している知人のブログの中で、週刊誌 VEJA と 最大のテレビ GLOBO のリンクを見つけ、それぞれのURLをブックマークする事が出来た。

勿論、両社とも、国外へも定期購読を推売しているので、ごく一部の、記事、TV放送しか見ることは出来ぬが、毎日変わる内容を、十分でも、二十分でも、視聴できるのは大変ありがたい。

15年前、サンパウロから帰国して、九州に居を定めた時、その直ぐ前まで周りに飛び交っていたポルトガル語が無いのが、無性に寂しく感じられて、スカイパーフェクトと契約して、ブラジルのTVが見れる様にした。所が、とてもそんな時間は取れず、無駄に大金を費消しただけだった。

英語と違い、ポルトガル語は、田舎では中々リハビリをやるチャンスが無いが、これから、二つのサイトを、タダで視聴出来るのは、全く、ネット時代のお蔭である。

2013年8月23日金曜日

宇宙の不思議

これは配達途中で考えた事では、勿論、ない。2年半前、本屋での立ち読みで、目に留まった、2006年までで最新の、天体物理学の発見成果である。何回も通って、数字だけメモしておいたもの。

太陽系宇宙と同程度の規模のものが、天の川銀河には、2,000億個程度 存在し、更に、我々がふだん話す宇宙には、天の川銀河と同等のものが、1,000億個 存在するという。

従って、その宇宙には、2,000億 X 1,000億 = 20兆の太陽系宇宙相当が存在すると言う。

本当に、驚くべきはこれからで、これら20兆の太陽系宇宙相当の宇宙は、計測/観測される全宇宙の総質量の、僅か、4.4%しかなく、大部分は、23%の、未解明の暗黒物質、及び、73%の、未解明の暗黒エネルギーが占めるという。

前者の、暗黒物質については、その存在の確かな証拠が見つかっているが、後者の暗黒エネルギーの謎は、未だ、全く手がかりが無い状態であるという。

これから先が、新聞配達途中、私が考えた事である。

即ち、「ヒトは死ぬのではなく、違う世界へ遷移するのだ。」という説があるが、その世界とは、後者の暗黒エネルギーでないか?

一方は、エネルギーであると言われており、もう一方は、世界、即ち、場所であり、別のものであるような気もするが、その辺りの疑問は、専門家の解明に任せることにする。

去年6月、友人達3人との飲み会で、この案を議題に載せたが、賛否ともゼロであった。

2013年8月22日木曜日

ブログを活性化してから、地平線が広くなった

その開設は、去年9月であるが、しばらくは、非常に不活発であった。そして、投稿頻度は、今年4月までは、精々、月に、1、2回であった。

ドロップシッピングに、ブログが利用できると知ってからは、5月以降、少しずつ投稿頻度を上げて来た。遂に、8月7日からは、毎日投稿を実行中。

ドロップシッピングと違い、ブログは全くの独学であるので、その進化速度は歯痒いほどのろいが、思い切って、前に足を踏み出すのを始めると、今迄諦めていた事が、出来るようになり、徐々に、活動範囲もそうだし、考え方の視野が、広くなって来る気がする。

又、ブログのネタもそのうち尽きてくるのでは、と言う恐れも生じたりしていたが、情報収集の範囲を、積極的に広げることを心掛ければ、一日数件のテーマを発見することは出来るのではないかと、楽観的にもなって来た。

2013年8月21日水曜日

アパート団地では 特別に、集中が途切れない様にする。(前日からの、続き)

ターゲット相互に、棟番号を含む部屋番号以外に、外観による差別がないアパート団地に於いては、確実に、配達物と部屋番号が、適合しているか ? を 投入時にチェックする事が、不可欠である。

繰り返しになるが、団地では、ITM を完璧に実行する。(従って、ブログのテーマ探しは、団地ではやらない。)

2013年8月20日火曜日

新聞不配連続の原因

最近2週間で不配2件発生、異常に高い不配発生件数である。

分析してみると、共通点が、3か所ある事が分かった。

先ず、発生場所は、どちらもアパート団地内である。

次に、ターゲットは、2件とも、階段を上がった所(踊場)で、向かい合わせの2室の内の、手前右側の部屋であり、誤配先は、向かいの部屋、即ち、向かって左の部屋である。

最後に、二つのターゲット投入の、直前の部屋を確かめると、何れの部屋も、一階踊り場の、向かって左側である。

結論: 原因は、当該ターゲットの部屋番号を確認せず、安易に、直前投入した部屋と同じ側、即ち、向かって左側の部屋へに投入したもので、完全な注意欠如である。

実は、8月7日から、毎日、ブログ投稿をすることに決め、実行している。

一方、本日記の中でも、以前、豪語していた通り、投稿用のネタは、複数の手持ちを、ホワイトボード上にストックしていた。所が、十日以上の連続投稿で、これらが枯渇し、つい、配達途中でネタを考えて、集中力を欠いたというお粗末である。

本業 命 !

2013年8月19日月曜日

嫌なことから先回し

タイトルは、バイク上で、私が考えたもので、意味は、皆さん、想像頂ける通りである。

「後回し」や、「先回り」という言葉はあるが、「先回し」はない。(念のため、手元の「大辞泉」で調べたら、予想した通り、無い。)

現在、書店には、「整理整頓」に関する本が、数十冊あると思われるが、これだけ本屋に並ぶと言う事は、大多数の人が、それに成功していないことを示すものである。

私の、タイトルの方法も、「整理整頓」の成功を保証するものではないが、その取り掛かりは、至極簡単である。

兎に角、目の前にあり、一番、気に障るものを、先ず、片づけることから始める。

ターゲットを定めると、そのタ-ゲットからは、当然、「何故、自分が”絶対”必要なのか?」「先に、片づけるべきものがある。」等々、強力、且つ、もっともな反論が湧き上がってくるが、所詮、さしでの勝負なら、結果は見えており、処理は進行する。(または、筈である。)

その後は、あなたが決めるのである。

Boa sorte ! (Good luck !)

2013年8月18日日曜日

右でブレーキ、左でギアダウン

バ上ゆるりと、古希ジイサン。

タイトルを含めての、上の二行から、ある民謡を思い浮かべられた方は、多分九州育ちでしょう。

「バ上」は、「馬上」でなく、「バイク上」です。

われら年代にとっては、手製のものを除けば、玩具というものはあまりなかったといえる。私にとっては、15年前に始めたパソコンが2番目で、古希近くなって始めたバイクは、最新の玩具である。

最初の頃は、走れるようになっただけで無性に嬉しかったが、流石に、初めて自転車に乗れるようになった時ほどの感激ではなかった。

慣れてくると、停止する直前にスタンドを下ろし、止まった時には、バイクを左に傾けるだけで、降りる事が出来るようになった時も嬉しかった。

更に、ターゲットが右側にあるときには、バイクの右から乗り降りするのは、自然の動きである。

続いては、タイトルにある通り、右足でブレーキを踏めば、次の動きとして、左足でギアのシフトダウンが殆ど必要となるという、一連の動きを表現したものである。

最後に、バイクを運転するのは、脳の活性化に役立つという比較実験結果もあるが、残念ながら効果があるのは、中型以上であるので、我が50㏄の原付バイクは当てはまらないようだ。

2013年8月17日土曜日

もう1つの、新聞配達の効用は、強制による早起きである。

先日、この日記で、新聞配達の三つの効用について述べた。本日これから述べる、強制による早起きの効用は、限定的であるが、ひとつの価値を持つと信じる。

或る時、一念発起して、起床時間を早めて、生産性を上げようとする事は多くの人が行おうとする事であるが、中々、長続きしないというのが、大方のパターンであろう。御多分に漏れず私も、中途で、何度も挫折して、元通りの不規則な起床となっていた。

新聞配達を始めて、枕元に、大音響の目覚ましを2台据えて置けば、寝過ごす事はまずあり得ない。問題は、2時間半後、帰宅してからである。

如何に、布団へ潜り込まずに、通常の仕事を続けるかである。途中、どうしても眠くなれば、1分から、20分までの、複数回の仮眠を摂る。

私の場合、起床は2時半であるので、遅くとも、21時迄に、就寝する様にしている。

結局、新聞配達の効用は、強制的に早起きせねばならぬ状況に、己を置く事にだけあると考える。

配達して、帰宅後、寝床に戻らぬのは、本人の決意の固さ次第で、新聞配達の効用とは言えぬであろう。

2013年8月16日金曜日

蚊はアルコール好き?

夏シーズン真っ盛りで、記録破りの高気温による熱中症予防に皆気を取られているが、蚊の被害は、例年通り、静かに蔓延している。

本日は、首題のテーマについての、人体実験の結果を報告する。

但し、実験の実施年は、20年近く前で、実施場所は、地球上、日本のほぼ反対側、ブラジルのアマゾン川流域であることをお断りしておく。

当時、サンパウロで、夫婦二人で住んでいたが、1990年代、姪のブラジル訪問に際し、アマゾンへの旅行を企画し、半日アマゾン密林へのツアーに参加した。

マナウス百万都市の町中でも、蚊は凄まじいので、我々の、熱帯雨林探検への蚊対策は怠り無かった筈であった。勿論、長袖、長ズボン着用である。同行の、外国人が大多数のツアー客も、夫々、スプレイ、塗り薬などを持参していた。

所が、アマゾンの蚊は、スプレイ、蚊忌避剤などは、歯牙(元々無いが)にも掛けず、衣類の上から吸血管を刺してきた。同行の人達も同じ様に刺されていた様である。

サンパウロへ戻って、自分で数えられない背中などを含めて、嫁さんに勘定してもらうと、二百数十か所に達していた。同行の姪はなんと、刺し傷ゼロであった。

皆さんは、「私が大酒のみで、姪は酒を飲まないのだろう。」 と言われるだろうが、それは半分だけしか事実ではない。即ち、姪は私と同等の酒飲みである。

本日のタイトルへの解答: 蚊は、特に、アルコール好きとは言えない。

2013年8月15日木曜日

新聞配達に於ける記憶強化に、語呂合わせを利用する

記憶テクニック第2部である。

新聞配達において、間に田圃、畑、及び、単発のアパートはあっても、大部分が平面的広がりの住宅地では、配達ルートを確立して、そこから外れなければ、時折の「飛ばし」はあっても、[隣に入れた]、[向かいに入れた] というような間違いは、起きない。

所が、3,4階建てのアパートが、林立する地区は、ルートだけの記憶では、正確さを期しがたい。水平的移動に加えて、垂直的移動が加わるからである。

そこで、アパート群内では、誤配、飛ばしをせぬために工夫が要る。

実例として、ある時期、第19棟(3階建て)、第一階段の、19-2, 19-3, 19-5 &
19-6、計4室へ配達していた。

その時、19棟、第一階段に対する、キーワードは、「麦踏み」とした。2(フ)、3(ミ)、5(ゴ)、6(ロ)である。このケースは、語呂合わせが、最もうまくいった例で、普通は部屋ごとの、単発の関連付けである。

17棟の、第2室&5室へ、のキーワードは、「なにこれ珍百景」であり、14棟、8室のそれは、「ダブルスコア」である。後者の場合、表示は、14-8 で、8は4の倍であることから。

5棟14室は、「コイシ」と呼び、昔の同僚の顔を思い浮かべる。

5棟25室では、我が息子の笑顔を思い出す。「子 にこ。」

要は、意味が無い数字を、意味があるもの、人物、事象などに、関連付けて記憶するもので、ターゲット全てを関連付ける必要はない。2,3室ごとに、関連付けをした部屋があれば、その前後の部屋の記憶もより強固になる。

中学生の頃、歴史上の出来事の年を記憶するのに、語呂合わせが流行ったが、私は、それに組みしなかった。

しかしながら、新聞配達における、無意味な数字の記憶のためには、私は語呂合わせを含めた、関連付けを積極的に取り入れて行く積りだ。

2013年8月14日水曜日

気力横溢する時

突然、精神が高揚する時がある。

殆どの場合は、規模が大きく、且つ、重大な意味を持つプロジェクトを成功させた時、或いは、複数の懸案事項を地道な作業により、1つずつ解決し、遂に、ペンディングの案件が皆無になった、時である。

極稀には、上の様な前提条件なしに、自発的に、且つ、突発的に気力の横溢を自覚する時がある。

通常、この種の高揚は、日が昇ってからのの陽炎のように、短い命である。その拠って来たる所も不明のままである。

2013年8月13日火曜日

既視感

初めて訪れる場所であるが、何故か、前に見た感じがする所というのは、誰にでもある経験であろう。

その、記憶にある場所が、特定でき、何時であるか迄はっきりして居る場合と、場所、時間が判然としない場合など、色々なケースがあるだろう。

2年前4月、新聞配達を始めて数日経った頃、配達地区のある場所について、何故か前に見たものと同じ感じがする所があるのに気付いた。配達ルートは殆ど変わらないので、毎朝、其処を通る度に、昔の記憶を呼び戻そうとする事になる。そしてとうとう何処であったかを思い出した。

なんと、思い出された場所というのは、20年以上前、サンパウロ市の旧市街にある地下鉄の1つの駅の構内の一部で、地上から線路のある地下へ降りる途中の踊り場の端に、5,6メートルの高さの木が植えてあり、その場所では、地上まで空間があり、樹木は太陽を浴び、かつ、雨の恵みを受ける事が出来るというどこにでもある光景である。

一方、配達地区内で既視感を感じた場所というのは、住宅地の2階建てアパートの、
2階へ昇る階段の、左脇のスペースに、2階までの吹き抜けの空間を作り、そこに数本の木を植えている所である。規模と言い、周りの環境と言い、共通点は殆ど認められないが、私の脳は、「これは、昔見たことがあるぞ!」と認識したものであろう。

これについては、私の通常のコメントも、浮かばず。脳科学の分野では、とっくに解明済みの事象かもしれないが。

そう言えば、近頃、本屋で、「脳はバカで、腸は----」といった本が並んでいるのを思い出した。

2013年8月12日月曜日

本日は、1年に10回ある 月イチの新聞休刊日である

従って、新聞配達が無いので、本日の思索は、不作である。

休刊日前日がまだ珍しい頃は、数少ない知人/友人を口説き落として、何とか、飲み方を企画したものだが、今年は4月に1度実施しただけである。

と言う訳で、折角お出で頂いたのに、ホンに愛想なしで、申し訳ありません。

明日からまた、精一杯頑張りますので、宜しくお願いします。

2013年8月11日日曜日

夏最盛期になると、蚊の身体能力は最高潮に達する と考えられる事例がある。

1つの配達地区から次の区へ移動するバイクは、公道を通るのでその速度は30km/時に達する。バイクにとっての高速走行中に、太腿/腕に痛みを感じ、空いている手で当該個所を叩いて、首尾良く、吸血中の蚊を直撃できた時には、にっくき相手を潰すと同時に、患部に鮮血が飛び散る事になる。勿論、その確認は、停止してからになる。

蚊は30㎞/時以上のスピードで、飛行しながら、ヒトの腕/腿に止まり、吸血を開始する。

このオペレーションを想像して見ると、これがジェット機による空中給油/被給油作業と良く似ていることに気付いた。但し、液体の流れは逆になる。

後者の場合は、ジェット燃料は、上から下へ流れるが、前者においては、人の血液は、逆流して、蚊の体内に収まり、卵の原資となる訳である。

同じ宅配店の、配達をする女性も、同じ様に、バイクで走行中に蚊に刺された事があると、述べているので、稀な事件ではないのだろう。

2013年8月10日土曜日

配達終了後の腰の違和感

5時過ぎ、店から帰宅して、先ず、作業日誌を書いてから、居住空間の2階へ上がり、汗を流すため、水シャワーを浴びる。

一階へ降りて、昨日の作業の点検等をやっていると、腰の違和感(軽い痛み/引きつり)を感じる。

すぐに「ピン」とくる。新聞の投入時、殆どの郵便/新聞受けは腰の位置にあるので、無意識のうちに前かがみの姿勢になり、この姿勢を、2時間でも続けると、腰に負担がかかるのである。

折った新聞を、皺が寄らぬようにして、数センチの隙間から差し入れるのは、慣れていても、神経を使うものである。常に意識して、前かがみにならぬ様気を付けなければいけないが、つい気が緩んで、前のめりとなりがちだ。普段から背筋を鍛えていると、これが支えて呉れる訳である。

一方、7月末から、持病の片頭痛の前兆が、頻繁に起きるので、筋トレを暫く止めていた。

その内容を述べると、

奇数日: 腕立て300回   偶数日: 腰割り(スクワットではない)200回

本日から、これを再開することにする。

2013年8月9日金曜日

情けは人のためならず。

オーソドックスな意味は、「他人への情けは、巡り巡って、自分のためになる。」というものであろう。

何時の頃からか、新しい意味として、「情けは、結局、人、即ち、他人のためにはならぬ。」という解釈も広く言われるようになった気がする。

新聞配達の途中、このことわざと、上に述べた二つの解釈が、ひょいと頭に浮かんで来た。

ホワイトボードにメモ書きしていたこの諺を、時間があるときに、ググってみたら、興味ある事実が浮かび上がってきた。

ウィキペディアによると、1960年代後半、マスコミの報道では、若い世代の間では、後者の解釈が大勢を占めていたという。

同じ出典によると、それから40年後、2001年,文化庁による世論調査で、後者の解釈が、48.2%、前者のそれが、47.2%だったという。

後者の解釈、即ち、「情けが仇」は、誤用であることが、現在の定説であるので、誤用が優越したのは、60年代後半と2001年の2回だけで、特異な例であるかのように見える。

所が、最後の調査の内訳をみると、必ずしも上のようには解釈できない。

即ち、60歳以上では正解が65%以上であるが、50-59歳では、誤用が3%以上多くなり、それ以下では、誤用が60-65%と、60歳以上と逆転している。

従って、タイトルの諺に関しては、現在誤用とされている解釈が、何時かは分からぬ将来、正解となるのは間違いないだろう。

2013年8月8日木曜日

人への執着は年毎に薄れていく !?

半世紀前の(中、高、大)同級生、32年勤めた会社での先・後輩/同期、学生時代の部活動での仲間、社会人になって始めたテニス仲間、九州で始まり、関東、サンパウロを経て、振り出し九州へ戻った居住地区(4か所)での知人達、これらを合わせれば、数百人になるであろう。

或る時、親戚を除き、現在も交流がある人の数を合わせても、片手に収まることに気付いた。

これに関しては、当然の事ながら、大いに個人差があると考えられる。80近くになっても、大学の同窓会に嬉々として、毎年出かける人もあれば、私の様に、もう10年以上、どんな同窓会にも欠席する者もいるわけだ。

現在の私の関心事は、ネットショップ構築、語学(英語、ポルトガル語)、読書、そして現役の新聞配達であり、最初の段落に述べた人達との接点は、昔話以外はないのである。そして、私には、昔話をする余裕を見出せないというのが実情である。

この現況を見て、嫁さん曰く、「そして誰もいなくなった。」

2013年8月7日水曜日

ブログの名前変更: 「時々日記」 から  「新聞配達人の時々日記」 へ変更

元々、ブログを始めた時は確たる、将来の構想があった訳ではなく、多くの人がやっているので、己の視野を広げるため、及び、始めたばかりのドロップシッピングで、役に立つとの指摘もあったからという、単純な理由からであった。

投稿を始めて、検索してみると、「時々日記」という名前を持つブログが、数百、否、それ以上あるかもしれない、と感じられるし、ブログの指南書等の中で、ブログのネーミングとして、悪い例に挙げられるものであることも知るようになっていた。

そういう状況から、前に述べた如く、始めてから一年未満ではあるが、「時々日記」という名前に、実態に即した、修飾語句を付けるべきと考えるようになっていた。

それで、現在の本業である「新聞配達」を入れようと思ったが、
「新聞配達員」 VS  「新聞配達人」 で迷った。

明らかに、職業としては、前者のほうが一般的であるが、これには、新聞宅配店の店員の様な感じがするので、避け、敢えて、一般的ではないが、独立性がある感じがする、後者、
「新聞配達人」を採用した次第である。

従って、本日から、名前は変わるが、体は変わらないので、以前同様ご愛読ください。


2013年8月4日日曜日

マイブログの整備

私が、本格的にブログを始めたのは、未だ10か月足らずで、今迄は単に、投稿をするのみであった。当ブログを置いているブログサービス Blogger の構造が分からないので、他の人のブログの様に、色々な仕掛けをする事が出来なかった訳である。

ある時、「人気ブログランキング」というサイトに行き当たり、そのランキングに参加しようと、登録まで進んだが、リンクテキストやリンクバナーを設置する方法がすんなり理解できず、停滞していた。、別のサイトで、Blogger において、テキストやサードパーティのコードをブログに設置する方法が段階を追って説明されており、ようやく、マイブログにバナーを設置することに成功した。同時に Blogger に於いて使える沢山の仕掛けの使い方も少しは理解出来るようになった。

というのが、今迄愛想がなかった当ブログに、1つのバナーが登場した経緯である。之からは、少しずつ、飾りをつけて行く積りであるが、肝心の日記の内容と投稿頻度は低下しないようにして行く。