新聞配達人の時々日記: 6月 2013  

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2013年6月28日金曜日

今日は記念すべき日!

遂に昨日,長い間その購入を逡巡してきた、i5搭載のWin7機が 予想の2週間よりも早く、到着した。ペンチアム4搭載のXP機を導入した直近の06年は、大騒動であったが、それに比して、今回は静かなものである。

セキュリティプログラムのインストールに本日夕方まで掛かっただけで、前後はスムースに、ネットワークの構築前まで漕ぎ付けた。

この分野の製品、ソフトの性能の上昇と逆の、価格の下落に、何時もの事乍ら、驚かされる。

それら上下動の激しさに、改めて、目くるめく思いの、本日でもあった。

細かい事では、今後も多々あるであろうが、大まかな面では、目途がついたという所で、本日は締める事にする。

2013年6月24日月曜日

新聞配達の3つの効用

朝刊配達を始めて、早や、2年と2か月余になる。

百戸余りのターゲットへ、1割程度の特別版を含み、合計100部余の朝刊を届ける仕事である。ルートを憶えるのは簡単で、アイテム と ターゲットの組み合わせを記憶できれば、基本的に単純な仕事である。

月の初めから、「新規入れ」と「契約切れストップ」が起きるが、それらを合わせても、トータルの5%前後で、大きな負担にはならない。

従って、1年位経つと、余裕が出て来て、スイスイと配って、なんだか 一時悪名が高かった「既得権益」をエンジョイしているような気分となるが、勿論、それは正確ではない。

斯様に余裕が出て来ると、配達しながら、色んなことを考える事になる。時間は2時間余りで、日によっては、ひとつだけでなく、ふたつ、みっつのものテーマをじっくり考える事になり、真に、思索の時間である。この間に考える事は、何故か、世俗的な事や、次元の低い事でなく、本質的な事、即ち、哲学的な事になる傾向がある。

折角、2時間かけて考えた事でも、記録しておかなければ、夢の中の出来事ほど逃足は速くないが、後で思い出してもあやふやとなる事が多いので、帰宅してすぐ、ホワイトボードへ走り書きをしておく。現在のストックは、10テーマ程あり、当日記の題材には当分困ることは無い。

もう一つの効用として、筋トレ効果がある。担当地区には、3,4階建てのアパートが、20棟近くあり、その大部分は、3階段であり、総室数は280室に達する。1,2階はたいしたことは無いが、3,4階へは結構な運動量となり、これを2段跳びで上がるようにしているので、私にとって理想的な筋トレとなって居る。

新聞配達では、他所と異なり、「余る」というのがタブーである。正確にターゲット数に等しい部数を持って出たなら、終了時、1部余りが出れば、何処かを飛ばしている事になるので、差し入れ時の記憶が無いか、それのあいまいな所を、頭の中で、探し出さねばならない。

勿論、違う所へ入れる間違いもあるが、これはごく少数で、殆どは、「飛ばし」であるというのが「経験則」である。

斯様に、「飛ばし」をしない様に集中をとぎらさず、「余り」が出た時には、記憶を絞り、それを探し出すというのは、明らかに、「ボケ防止」に役立つのは間違いない。

これが新聞配達の、3番目の効用である。

2013年6月18日火曜日

運転免許更新で、「眼鏡等」の条件が外れる !

本日午前中、地元の自動車運転免許センターで、免許の更新を行い、裸眼の視力検査で規定の視力がある事が確認され、免許の条件の、「眼鏡等」が外されることになった。半世紀近く条件付けられていたものが、無くなる訳で誠に意義深い日となった。

10代後半から近視が進み、20代半ばごろ近眼鏡は不可欠となり、齢と共に度は進み、悪い方の右目は、視力表の一番上も見えぬ所まで進んでいた。

その後、いつの頃からか、紛失、破損等で、眼鏡を作り直す度に、度数が軽くなって居るのに気づいていた。

4年以上前、視力は回復する という文庫本を購入して読了したが、実行する気にならず、その儘にしていた。所が、免許更新の2年前、何故か、突然、この本の内容を実行してみる気になり、トレーニング用の道具を揃え、プログラムを組んで、本格的に開始し、途中のブランクはあるが、合計で2か月程度は実施した結果:

   右目は 0.2    左目は 0.6   まで若干ながら、回復した。 

しかし、その後の根気が続かず、又、集中すべきことが起き、中断していた。

今年の4月に入ってから、自動車運転免許センターから、5年毎の免許更新の案内はがきが到着、これを見て、突然、眼鏡の条件無しでの更新に挑戦しようという気が、猛然と湧いてきた。気力が充実していたのであろう。それまでに、視力回復を標榜する本を別に2冊買っていたので、そのうちの一冊の中の、特定のプログラムを実行する事にする。

時間が無いので、日に3回、規定のトレーニングを実施、少しづつの良化を確認していた。

先々週、地元の自動車学校での、「高齢者講習」に参加、講習修了証受領と同時に、視力が、矯正無し限度を 0.1 上回る 0.8 であることを確認する。

昨日は、掛りつけの眼科医で、右が 0.7 左が 1.0 であるとのお墨付きを得ていたが、「眼鏡等」の条件が無い免許証を手にするまでは、確信出来なかったというのが正直な所である。

おまけに、下付された免許は、通称 「ゴールド免許」 となり、近頃珍しい欣快事となった。

2013年6月15日土曜日

「モモ」の月命日

タイトルを見てお分かりにならぬ方も居られるかも知れないが、その説明は、省略する。

本日は、愛犬「モモ」の3回目の月命日である。ついこの間が、四十九日(5月3日)だったが、あれからもう3か月も経ったことに驚かされる。

以前、私は、月命日なぞ気に留める事は無かった。所が、実際の所、一周忌までは、これを記憶して置くと、愛する者の死亡から、何ヶ月経ったかとすぐ分かる訳で、ある意味大変便利で、昔の人の知恵に感心する。

一周忌の後は、死亡からの時の経過を月単位でなく、年単位で数えるのが普通なので、月命日を意識する事は、一般には、余り無いと考えられる。ごく稀には、死亡から年を経ても、月命日がコメントされるケースもあるようである。

さて、「モモ」の四十九日の時には、コメントを書く余裕がなかったが、今日は少し書くことにする。

モモ死亡の2日後、3月17日、後肢が不自由になる前、「モモ」が駆け回った「市民の森」の展望台の下に、彼女の墓標として、ヤマモモの苗木を植樹する。

  「3/15 ヤマにモモを埋める。3/17 ヤマモモを植える。」

よその犬の挙げる悲鳴に、「はっ」としたり、硝子戸の向こうの土間で動くモノ(実は己の影)に、一瞬、「ギクリ」としたりは、最近良く起きる事である。

考える時間が豊富にある新聞配達の途中、「何故斯くも、その生きていた時の挙作が思い出されるのか?」を考えた所、その結論として出て来たのが、「モモは、物言わぬ生き物であった。」である。

本当の私の心情としては、「生き物」でなく 「生きし者」である。

今の所は、その寂しさを我慢しているが、それに耐えきれぬ様になると、代替物を求めようとするかは、不明である。

2013年6月9日日曜日

Alphabet Soup とは?

5月末から、J. ディーヴァーによる 007登場の スパイ小説 「Carte Blanche」を読んでいるが、
その冒頭で、2つの単語による熟語で、夫々はよく知られた単語だが、ふたつが熟語となると、
私にとって未知のフレーズとなる語に遭遇した。

Alphabet Soup というもので、「英辞郎」によれば、「<米俗> 略語、ローマ字形のパスタを入れたスープ」 とある。

スパイ小説であるから、登場するのは、SIS [Secret Inteligence Service, 通称 M16 又は、Six > 米のCIAに当たる], ODG [Overseas Development Group, 007は、このグループの中のOperational Branchの下、00 Section の Agentである。ここのトップが、M と称される。],  更に
GCHQ [Government Communications Headqurters > 米の NSAに当たる] 等々。

自作の略語には、新聞配達を始めてから、自戒のため作成した、ITM がある。配達するのは普通、配達地区の地方版が9割を占めるが、残り1割は、特別版と言い、前述の普通版とは色んな点で異なる。例えば、隣の地区の版を特別に注文された場合とか、スポーツ新聞を込みで一緒に配達する所とか、折り込み広告を一切入れない所、日曜だけスポーツ紙を込みにする所などである。

特定の版を、それを希望しているお宅に確実に届けなければならず、それを間違えれば、苦情の電話が掛り、後で正しいものを届けなければならないので、神経を使うものである。特定の版(アイテム Item)を、それを希望しているお宅(ターゲット Target)に、確実(マッチング Matching)に
届ける為に 私にとっての“おまじない”みたいなものが、ITM なのである。

もう1つの自作の略語は、SS と言うが、これが分かる人はこの世に1人もいない事は、断言できる。「シャッフル散歩」 と称し、散歩に出かける時には、英語で朗読される小説が入っている「iPod シャッフルを耳に掛けて出かける事」 というものである。