世の中の仕事を、大雑把に、デスクワーク か フィジカルワーク か と分類する事も出来ると思う。
私は、デスクワークを32年やり、数年の自営(デスクワーク)を経て、その後現在まで、延べ9年間、フィジカルワークをやっている。
その(フィジカルワーク)の内容は多岐に亘る:
建築現場へのレンタル備品の配達補助/同引き揚げ補助/備品整理
ダクト板金製造/取付補助
造園業補助
型枠大工補助(正確には、用済みの型枠の片付/整理)
地盤改良工事/用水路工事補助
下水道敷設工事補助
新聞配達(現在に至る)
驚くべきは、知識経験の無さから、最後を除いて、全て補助作業である。
私の体験から述べれば、プロとしてデスクワークの中で会得したものは、語学などを除き、日常生活で目立って役に立つものは少ない。
逆に、補助であってもフィジカルワークで習得した知識、技能/技術、更に体力等は、実生活で役に立つものが多い。例えば、充電式ドライバーの使い方などは、家庭内での雑用処理に真に有用である。
3年前、80年以上、或る商店街で営業していた本屋が廃業する事になった。私の姉が嫁入っていた先で、本棚、陳列台、レジカウンターなどの解体を、主として、充電式インパクトドライバ一本で、1週間程でやり終えた。姉夫婦は勿論、私もその威力に驚いたほどである。
さらに、体を使う仕事が全てなので、就業中は、フィジカルトレーニングをやっている事と同じで、金を貰って、ジムに行っている事と同じであると言った人がいた。
現在、私が目標としているのは、IT分野で販売実績を上げる事であるが、中々目途さえもつかず、稼げるデスクワークへの回帰は、まだまだ先になりそうである。
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