6,7年前になるが、型枠大工での下働きの途中で、ひとりの大工から、直接ではないが指摘されたこと。
そこでの私の仕事は、先ず、生コンが乾燥して用済みとなった型枠を、前もって解体屋がコンクリ建造物から剥がしているので、現場から運び出し、整理して、トラックへ積み込み、野積倉庫へ戻す事である。次の仕事は、野積みされているそれら用済みの型枠の残骸を、再利用出来るものだけを整理整頓、保管し、残りは燃やす作業である。
これら、大きく分けて二つの作業の中で、前者が4、後者が1 という構成である。
3,4ヶ月くらい経ってから、自分としては、筋力もついてきたし、作業の段取りも上手になっていると思っていた所、よく一緒に現場に行っていた一人の大工が、私を評価して、「まだまだ無駄な動きが多い。」と自分の仲間に断ずるのを、漏れ聞いた。
彼は20年以上型枠大工をやっており、その眼から見たら、私の熟練度など全否定されたわけで、妙に感心したことが今も記憶に残っている。
2年半もやっている新聞配達に於いて、未だ改善・改良すべき個所が出てくるのは、むべなるかな !
0 件のコメント:
コメントを投稿