新聞配達人の時々日記: 配達の途上、薄暗がりの路傍に林立する曼珠沙華  

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2014年9月21日日曜日

配達の途上、薄暗がりの路傍に林立する曼珠沙華

彼岸花ともいうが、私の子供の頃は怖れを込めて、「死人花」と呼んでいた。

スクータのヘッドライトに浮かび上がる曼珠沙華の群落は、明かりの不足もあって、現世離れをした雰囲気をかもしだす。

線香鉢にさされた無数の火のついた線香のおもむきと見えなくもない。曼珠沙華の花は、線香の火と、見なされなくはない。

関連して、「幽霊の正体見たり枯尾花」という俳句までも浮かび上がって来る。




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