新聞配達人の時々日記: その来たらざるを恃(たの)むことなく、吾(あ)の以って待つある事を恃むなり  

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2014年1月14日火曜日

その来たらざるを恃(たの)むことなく、吾(あ)の以って待つある事を恃むなり

昨年12月初め、「敵現れざるを頼む勿れ。備えあるを頼め」をタイトルにして投稿したが、それのオリジナルと思われる格言を、今回見つけ出した。

作者は、当時考えた通り、「孫子」だったが、余りに私の記憶とかけ離れていたので、検索で出て来なかったもの。失礼を致しました。

前の投稿のタイトルと、「孫子」のオリジナルは、意味は同じだが、前者の方が、万人に分かり易い表現となっている。

さて、この換えられた表現が、どこに現れたかだが、前にも述べた如く最早、原典を探し出すことは至難の業であろう。

「孫子」由来の、「風林火山」を旗印にした武田信玄を書いた歴史小説あたりが、原典ではないかと推測されるが、行き着くのは難しいだろう。

最後に、半世紀前、(孫子)オリジナルを読んだ私が、自分に憶えやすい表現に変えて、記憶していたという可能性は、百パーセント捨て去ることは出来ない。

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