よく犯しがちの失敗の、卑近な例では、ウェブで何かを検索しているとき、常々疑問に思っていたことなどが現れると、ついそちらへ方向転換しがちである。
余程の重要事項ででもない限り、そのようなときには、メモをするなり、ブックマークするなりして、当初の対象を追求すべきである。
ここで、「初心忘るべからず」という言葉が浮かんできて、検索してみると、この言葉は、世阿弥が編み出したものであるが、普段我々が使っている用法とは、少し違った意味があることを発見することになった。
「the 能.com」の中の、「世阿弥のことば」によると、「初心」とは、過去の試練を乗り越えていった時の経験であり、3つのステージからなるとある。
> 世阿弥にとっての「初心」とは、新しい事態に直面した時の対処方法、すなわち、
>試練を乗り越えていく考え方を意味しています。つまり、「初心を忘れるな」とは、人生の
>試練の時に、どうやってその試練を乗り越えていったのか、という経験を忘れるなと
>いうことなのです。
更に、3つのステージの詳細などをご覧になりたい方は下のリンクをクリックしてください。
世阿弥の言葉
結局、事志と違い、この投稿自体が、別道をたどることになってしまったが、こちらのほうが本来のルートより、意味はあると信じる。
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