強風を伴う大雨の時、今迄は、完璧な防水能力がある雨カッパでも、喉元から雨がしみ込むのを防ぐ事が出来なかった。
ごく最近の事、途中から降り出した雨のため、自宅へ雨カッパに着替えるため戻った時、等身大の鏡の前で、首周りからの浸水を防ぐ方法を工夫した。
最初にやる事は、ヘルメットのアゴひもを、あごの下で留め、シャツの首元のボタンを必ず留める。
次に、カッパの前面ファスナーを最大限上に上げ、唇の下で留める。
最後に、フードの左右に付いている幅広のフラップを、マジックテープを使い、口の上で二重に重ね合わせる。
こうすると、防水機能のあるファスナーの上に、防水繊維からなる二重フラップがあり、三重のバリアがある事になる。
今迄は、手探りで適当に止めていたので、雨が喉元に入って来ていたが、これで完璧に防水できることになった。
喉元は、哺乳動物の最大の急所である。ここを守ることは致命的である。同じ様に大事な器官は心臓であるが、これは肋骨で守られている。
雨の浸水防止という点からすると、手袋も考えなければならない。防水防寒を売り物にしている手袋でも、2時間半雨に当たると、浸水してくるのは避けられぬ。但し、指先は末梢部分であり、喉笛ほどのダメージとはならない。ところが、急所喉元への浸水は、気力の萎えをもたらす。
最新の防水機能を有する、雨カッパに加えて、上に述べた、喉元浸水防止法の工夫により、どの様に激しい雨でも、苦にならなくなった。
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