新聞配達人の時々日記: 雨上がりの配達時には、発酵肥料の臭いが強烈  

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2014年3月24日月曜日

雨上がりの配達時には、発酵肥料の臭いが強烈

夜の闇の中で、ヘルメットに付けているLEDランプだけが頼りであるので、視覚より嗅覚が数倍鋭くなる。

春分前後の、この時期、新聞投入のため郵便箱のある庭に入ると、途端に、諸処で堆肥の臭いが非常に強く感じられる。

玄関の周りに野菜を栽培している所は少ないだろうから、これらの肥料は花壇用のものだろう。
堆肥は発酵の進み具合で、臭いが大きく変わってくる。それが進んだものは、殆ど悪臭とは感じられないが、不完全なものは、原料の牛糞、鶏糞の存在が明白で、悪臭としか言わざるを得ない。

後者の臭いを嗅ぐと、瞬時に、はるか昔へタイムスリップする。

半世紀以上前、犬の散歩で、普段より遠出をしたり、農業をしている田舎の親戚に泊りがけで行くと、嗅いでいた臭いである。

臭いの記憶も、半世紀を優に超えて、タイムトラベルをする力があるのを実感する。

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