新聞配達人の時々日記: 何とも奇妙な日本語:「---は怒りを露わにした」  

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2013年10月8日火曜日

何とも奇妙な日本語:「---は怒りを露わにした」

上の言葉は、テレビ番組に於いて頻繁に使用されるが、昔は使われなかった表現法である。又は、以前から使われていたのだが、私が認識しなかったのか? 新聞、雑誌、書籍など印刷物では、左程使用されないと、私が感じる言葉である。

困った時のグーグルも、今回は全く解決にならず!土台、そこで、この日本語がおかしいとの指摘をひとつも見つけられず。

「露わにされない怒り」は、報道するに値しないのか?

「露わにされた怒りと露わにされない怒りは、どちらが激しいのか?」

人間の感情を表現する多数の言葉のうち、何故、「怒り」だけが「露わ」にされる羽目になったのか?

過去何度か指摘した様に、マスコミでの言葉だけでなく、話し言葉、書き言葉においても、日本語が変わりつつあるのは、厳然とした事実である。良く言われる様に、言葉は時代とともに生きているのである。

勿論、言葉だけでなく、他のすべての事物、社会の成り立ち、仕組み、技術など、全てが変化しているのだが、言葉は、私が、手軽に俎上に載せる事が出来るから取り上げるものである。

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