新聞配達人の時々日記: 「~しゃん」 vs 「~ちゃん」  

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2013年10月30日水曜日

「~しゃん」 vs 「~ちゃん」

配達の途中、又も突然、私の母の兄弟の間で、男女を問わずメンバーの一人を呼ぶ時、大部分は「~ちゃん」と呼ばれていたが、中に数人だけが、「~しゃん」と呼ばれていた事を、思い出した。

筆頭格で、「トシミしゃん」と呼ばれていたのは、私が小学生の頃、既に故人となっていた叔父であった。彼は、かって旧制小倉中学始まって以来の秀才と言われたが、若くして結核で夭折した。

他に、「しゃん」が付いて呼ばれていたのは、上に述べた叔父の姉二人で、長女である私の母と 次女である私の叔母だけだった。

上に述べた3人以外に、女3人と男2人がいるが、すべて「~ちゃん」と呼ばれていた。

二つの呼び方の違いの説明は、男女関係なく、上のほうの兄弟が「~しゃん」と呼ばれたという以外は無さそうである。

長女と次女は、歳が二つしか違わず、区別するのは難しく、夭折した長男と 次男の間は私の記憶で一回り以上離れていたので、次男は特別待遇、即ち、「しゃん」を付けて呼ばれる事はなかったと考えられる。

タイトルの「~しゃん」でググると、北九州の方言の解説ページにヒットし、
「しゃん」は、「さん」の訛ったものであるとの明確な説明があった。

回答者の説によれば、かの地では、「さしすせそ」は、「しゃしぃしゅしぇしょ」と発音されるとあり、私も、関西へ進学した時、この発音を意識して直そうとしたのを覚えている。

今は知らぬが、半世紀前、京都では、「同やん」と「立ちゃん」という言葉が使われていたが、是にも然るべき説明がつくのであろう。

3 件のコメント:

  1. こちらからもテスト送信しました。

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  2. 送信確認しました。 Tks !

    MessageLeaf のバーの位置は分りましたか?
    10月5日の投稿を見て頂くと、説明が載っています。

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  3. この送信の前にleafからメッセージを送信しています。
    届いていませんか?

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