5月30日真夜中少し前、激烈な腹痛で目が覚めトイレへ転がり込んだ。激しい下痢と嘔吐が続き、家族の助けを呼ぶ。
脱力感も強く、しばらくトイレでへたり込んだ状態となる。
20~30分ほど、落ち着くのを待ったがその気配がないので、救急車を呼ぶのに同意する。救急車で、人の搬送に付き添ったことはあるが、自分が主役となるのは初めてである。
搬送先病院のオプションにふたつあり、迷うことなく近い方を選ぶ。
到着してからの、当直医による、下腹部の触診のみの診断で、「腸炎であろう。」との事であった。
即入院(既に日は変わっており、5月31日)を宣告され、病室に落ち着き、多分通常輸液の点滴が始まる。因みに私には、入院も初めて。
下痢は激しく、1時間に2回ほどの頻度で、点滴ポールを押して、トイレに駆け込み、しばらくして下痢便に鮮血が混じるようになった。
5月31日、夜が明けてから、胸部X線撮影と、腹部のCTスキャンを取られる。
5月30日夜は、真夜中まで2時間半しか眠れず、その後は痛み、下痢のため、殆ど眠れてないので、トイレに起きる以外は終日うつらうつらと過ごす。ずっと、迫真感のある悪夢に悩まされる。
翌6月1日昼前、嫁さんが見舞いに訪れ、以前、隣家の息子の嫁さんが「胃痙攣」で、この病院に
3日間入院していたが、治らないので強引に退院したと話したので、私も、即退院を決めた。
その病院の医療レベルの低さと、患者からの情報のフィードバック不在、看護師間での作業手順の不統一、等にほとほと呆れ果てていたからである。
担当医師(実は、近くの国立大学からの臨時応援医師)との激しいやり取りの末、ようやく退院を獲得した。
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