ずっと前から、本屋の店頭には、主に「ボケ防止」を謳った記憶力増強のための、脳トレーニングの本が並んでいる。
新聞配達は、思索を行うに最適の環境であると同時に、脳の記憶機能を活性化するにも、理想的な仕事である。
100前後のターゲット(配達先)のルートを覚えることは普通の脳にとって中々の負担である。
私の場合、最初は、ルート順に記載したターゲットのメモが頼りであった。それでも、始めて数か月は、不配、誤入れ、飛ばしなどは、しょっちゅうであった。
3年を過ぎてからは、余裕が出て来て、普段は、メモ(私はカンニングペーパーと呼んでいる)を参照せず配達を行っている。
余りが出た時には、記憶を辿る事で、何処でミスをしたか、大体の見当がつくようになった。
脳がフレッシュである時間帯での、2時間余りの新聞配達は、毎朝脳トレをやっているのと同じ効果をもたらしていると信じている。
所で、驚くべきことに、私が働く販売店には、450~460軒の顧客を持つ80歳近い男性がいる。もう数十年このペースで配達を続けているというから、私にとっては、その人は真にスーパーマンである。
然し、私には、彼のレベルに挑戦する気は全くない!
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