新聞配達人の時々日記: 片頭痛についての、アレコレ  

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2014年5月2日金曜日

片頭痛についての、アレコレ

私にとって、片頭痛は最早、恐ろしいものではなくなった。

その様に考える最大の理由が、発作による頭痛のダメジが、劇的に小さくなっている事である。

頭痛が起きたとしても、額に貼り薬を貼るとか、集中力を必要としない軽作業(菜園仕事や部屋の整理など)を行っていれば、数時間で楽になるのが殆どとなった。

ごくたまに、次の日まで軽い頭痛がダラダラ続くことがあるが、嘔吐するまで痛みが激しくなるのはここ10年以上なし。

2002年から、特効薬トリプタン(頓挫薬)を発作時に服用するようになった。

この薬は、日本では、欧米に数年遅れて、2001年9月から処方されるようになり、私はこの特効薬を知ってから、行きつけの内科医で処方箋を出して貰い、発作時に服用するようになった。

10年近く上の様な服用をしていたが、3年ほど前、ウェブで「頭痛大学」というサイトで、トリプタンの服用時期を間違っていた事に気付いた。

実は、この薬は作用機序からすれば、前兆(閃輝暗点発生時)の時に、服用するのでなく、1.5~2.0時間経って、頭痛が起きた時にはじめて飲むべきものであるという。

服用のタイミングを遅らせることで、月平均の服用回数が、従来の4~5分の1へと劇的に減少し、経済的効果は大きなものとなった。

薬の話といえば、2011年から約2年間、塩酸ロメリジンという片頭痛予防薬を服用した期間があった。その期間中の発作の頻度減少に、有意差のある効果が認められずと、中止を決定した。かかりつけの内科医も同意見であった。

随分前から、片頭痛は、60歳を過ぎると頻度及び激しさの点で減少すると、本屋での頭痛解説書の立ち読み及びウェブ上でも読んでいた。

それから12年、干支による一回り過ぎてから、その説を自分に当てはめて納得する事となった。

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