新聞配達人の時々日記: 夏には古い記憶を、「懐かしさ」と共に思い出させる作用がある。  

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2014年7月27日日曜日

夏には古い記憶を、「懐かしさ」と共に思い出させる作用がある。

素人として入った建築・土木現場での厳しい体験も、歳月が過ぎると、「甘美」とまでは行かずとも、ある種の「懐かしさ」をもって思い出すことができる様になる事がある。特に、夏に於ける記憶についてそれが顕著である様に思える。

当たり前のことだが、1人前の扱いを受けなかったり、深夜手当・残業手当支払を無視されたり、知識・技能の足りぬ所を悪しざまに罵られたりは、しょっちゅうのことであった。型枠大工の○○組、下水工事の▽▽工業、地盤改良工事の□□土木などでの仕事においてである。

不思議なことだが、夏以外の季節での思い出に関しては、上に述べたような作用、即ち、厳しい記憶を「懐かしさ」に変える働きが、あまり働かないように思えることである。

これは、「夏」という季節の特質なのだろうか?

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