高校生の頃、日曜祭日には、2人の友と北部九州の山を日帰りで登っていた。
3年になったころから、山登りの翌日、ハゼ負けが出る様になった。同じ様に登っていた1,2年生の時には、何故出なかったのかと、自分同様周りも、不思議がっていた。
或る時、家人が出払った友だちの家で、山に行った時飲んでいた安ウィスキーを飲んだ。次の日、同じ症状が出たので、これは、ハゼ負けでなく、ウィスキーへのアレルギーである事が判明した。ビール、日本酒ではこの症状は出なかった。
大学生になってからは、飲酒の頻度は前よりも格段に増え、何時の間にかウィスキーへのアレルギーが起きなくなっていた。当時の学生は日本酒をあまり好まず、ビールは高かったので、必然的に安物のウィスキーが主たる飲み物となっていた。アレルギーを恐れず、飲み続けたので、体が慣れたのであろう。
40年以上前、減感作療法があったかどうかは知らないが、私は、それと認識しないまま、その療法を実施して、ウィスキーに対するアレルギーを根治したものであろう。
社会人となってから、時たま、アルコールに対するアレルギーがある人に出くわし、私が成功した方法を勧めるが、今だかって、実施し、そのアレルギーを克服した人は居ない。
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