今はやりのダイエット器具の1つである、下腹の脂肪を取ると謳う、ある器具の実演モデルとなった若い女性、[試用前]の写真の為か、先ず、ウエストを計測されることになった。
自分のウェストは60㎝と言っていたが、メジャーで測った人から、68㎝という結果を聞いての発言: 「アレー、8cmもサバを読んで仕舞っていたーー!」
説明の必要は無いだろうが、本来、「サバを読む」とは、実際より、「大きく」でも「小さく」でも、自分に有利な様に、数を誤魔化して申告する事である。
所が、彼女の用法では、肝心の「誤魔化す」という意識は全く無く、単に数が増えた事を言っている訳である。
この用法もひょっとしたら、昨今の、日本語の変化の1つではないかと、疑い、ググって見たが、その傾向を見出すことは出来なかった。
上に述べた彼女だけの誤った使い方であったのは、日本語の崩壊を嘆く人にとっては、ご同慶の至りといえるのだろう。
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