新聞配達人の時々日記: 以前のお盆らしさ喪失!  

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2014年8月16日土曜日

以前のお盆らしさ喪失!

新聞配達を始めたのは平成23年4月からなので、今年が4回目のお盆となるが、始めた年のお盆と比べると、たった3年間で、今年のお盆の驚くべき変容ぶりに言葉を失うほどである。

僅か3年前には、配達時間の午前3時から5時ごろの間、4,5軒以上の家で、照明がこうこうとつき、久し振りに顔を合わせた家族が、徹夜で積もる話をしている光景を想像させられた。そして例外なくその様な家では、普段見かけぬ他県ナンバーの車が玄関前を占拠していたものである。

今年はそのような光景に一度も出くわさず、お盆らしさを感じたのは、たった一軒の玄関に盆提灯が一燈ぶら下がっていたことだけである。

新聞、テレビなどによる日本各地でのお盆の諸行事、精霊流しなどの報道は年々大規模になっているように見えるが、個々の家庭でのお盆の旧来の行事は逆に廃れて行っている様である。

私の例をとっても、母親が亡くなってからの実家には、もう7,8年盆帰参をしていない。

斯様にして、昔の習慣、習わしなどが変化して行くのだろう。

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